経団連の発表によると、大手企業の冬のボーナス第一回集計では平均92万7892円となり前年より0・84%伸び、2年連続で過去最高を記録とのニュースがありましたので、今回は、夏に引き続きその2016年冬のボーナスの支給額と支給日について調べてみました。
ボーナスの支給日は?いつ?
ボーナスと言えば、7月12月の2回という企業が多いと思います。
ボーナスの支給額支給日とも、企業ごとに異なりますのでによってバラバラですが、民間企業と公務員について調べてみました。
夏と冬のボーナスについては次のとおりで、民間企業については冬は12月中に支給される会社が多いようです。
冬のボーナス
- 公務員 12月10日
- 民間企業 12月中
夏のボーナス
- 公務員 6月30日
- 民間企業 6月初旬から7月初旬
大手企業の支給日
大手企業のボーナスの支給日をしらべました。ソースがネットなので信頼性が100%ではないものとして捉えてください。
トヨタ自動車
夏 7月1日
冬 12月1日
ホンダ技研工業
夏 6月10日
冬 12月10日
三菱電気
夏 6月10日
冬 12月10日
パナソニック
夏 7月第1金曜日(2016年は1日)
冬 12月第1金曜日(2016年は2日)
三菱自動車
夏 6月最終1金曜日(2016年は24日)
冬 12月第1金曜日(2016年は2日)
2016年冬のボーナス平均額
民間大手の支給額
経団連の発表では、平均92万7892円と疑いたくなるような数字が出ていましたが、この数字の対象は原則として東証1部上場で従業員500人以上の企業が対象となっています。11業種71社で労組の組合員が48万人ですから非組合員も含めると相当のかたがこれだけのボーナスを支給されていることとなります。
伸び率は0.84%となっていますが、昨年より鈍化しているようです。業種別では食品が8.91%、科学2.13%、自動車1.01と好調な一方で、マイナスとなった業種は造船▲3.85%、商業▲2.80%と中国の景気後退を反映した内容となっています。
国家公務員の支給額
一方みんながうらやむ公務員の方はというと、大企業と比較するとそれほど高くなく国家公務員(管理職、非常勤を除く一般行政職)のボーナスは昨年の冬が昨年が71万円でした。
今年は支給月数が3年連続増加で4.30ヶ月(+0.10)となり、平均支給額は4年連続増加となりそうです。夏のボーナスはすでに支払われているため法案が成立すると冬のボーナスが0.1ヶ月分増えることとなります。
ボーナスの使い道
2016年冬のボーナスの使い道が、価格コムから発表されました。傾向としては2015年冬と大きく変わらなかったので、リンク先のみ紹介します。
価格.com - No.095 冬のボーナス2016-いくらもらえる? 何に使う?- [価格.comリサーチ]No.095